声ひそめささやくように電話するつながる糸が途切れぬように

いつもの電話がコロナ禍では特別になります。面会はできなくても、電話があれば話しができます。SNSに馴染みがない人たちには家族とつながる唯一の方法になります。病院内での通話には場所や時間などの制限があります。周囲への配慮も欠かせません。用事を伝えたり、治療やその日にあったことを話したり、家で待つ家族のようすを訊ねたりなど、とりとめのない会話にキモチのキャッチボールが始まります。つながりの糸が途切れぬようにそっとやさしく話します。

#未満

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